「バケツ稲」と夏の日差し [ベランダ生活/稲の栽培]
またまた「観察日記」です。
(忙しくなってきて更新が滞っているので観察記録は溜まるばかり…)
今回は「バケツ稲」。
「バケツ稲」については、また前回の記事から1ヶ月が過ぎました。
「バケツ稲マニュアル」によると
次は「中ぼし」なのですが…。
「中ぼし」
「バケツ稲づくりマニュアル」より
1.中ぼしをする
稲の茎数が15本程度に増えるか、草丈が40〜50cmになったら、
いったん水をぬき、土の表面が少しかわくくらいまでおきます。
2.水を入れる
天気や気温によっても違いますが、2日ほど中ぼしをしたら、
ふたたびバケツに水を満たします。(後略)
1.中ぼしをする
稲の茎数が15本程度に増えるか、草丈が40〜50cmになったら、
いったん水をぬき、土の表面が少しかわくくらいまでおきます。
2.水を入れる
天気や気温によっても違いますが、2日ほど中ぼしをしたら、
ふたたびバケツに水を満たします。(後略)
バケツの中の水を抜いて土を乾かすことを「中ぼし」というそうです。
土の中のガスを抜いて空気中の酸素を取り込むとともに、
根が水を求めて伸びるので丈夫になるのだとか。
では、とりあえず会社ののベランダで育っている
「コシヒカリ」のその後から…。
6月25日(水)【会社のベランダ】
そろそろ「中ぼし」?
でもこの頃はまだ梅雨が明けておらず雨の日も多かったので、
とりあえず梅雨明けを待つことに…。
7月1日(火)【会社のベランダ】
梅雨明けを待っている間に、ずいぶん育っちゃいました…。
草丈は50cmどころか70cm以上あるような…。
7月17日(木)【会社のベランダ】
もう草丈は1m近い…。
茎の数も15本は超えていると思うのですけど。
たまに天気がいい日があっても、何せ梅雨の真っ最中。
天気予報では毎日雨マークだし…(でも実際には降らない日も多かったんですよね)。
マニュアルによると
「粘土質の土を使っている場合は3〜5日かかります」とのことだし、
バケツより大きな鉢で育ててるから、その分、乾燥にも時間がかかりそう。
「中ぼし中に少しでも雨が入ると効果が出ません」
とも書いてあるし、やっぱり梅雨明けを待ちたいなあ。
…で、「中ぼし」のタイミングについてもっと詳しい情報がないかと
JA全中「バケツ稲ネットワーク」のWEBサイトを見に行ってみました。
バケツ稲ネットワーク「相談室」より
Q 稲が大きくなった後でも、中干しをしてもいいの?
A 稲の背丈(せたけ)が50cm~60cmであれば、
梅雨の晴れ間を見通して、中干(なかぼ)しできます。
しかし、80cmほどであれば、中干しは避けた方が良さそうです。
梅雨明けを見計らって、晴れ間を探して行って下さい。
Q 中干しは必ずしないといけないの?
A 田んぼとバケツのちがいから、
バケツ稲づくりでは中干しは必要ないという参考書もあるようですね。
中干しは、土をかわかして、土の中にじゅうぶんな酸素(さんそ)をとりこみ、
しっかり根をはらせて、じょうぶな稲にするために行うもの。
稲の背丈(せたけ)が40~50cmくらいであれば、
中干しをしてください。
70~80cmであればしない方がよいでしょう。
Q 稲が大きくなった後でも、中干しをしてもいいの?
A 稲の背丈(せたけ)が50cm~60cmであれば、
梅雨の晴れ間を見通して、中干(なかぼ)しできます。
しかし、80cmほどであれば、中干しは避けた方が良さそうです。
梅雨明けを見計らって、晴れ間を探して行って下さい。
Q 中干しは必ずしないといけないの?
A 田んぼとバケツのちがいから、
バケツ稲づくりでは中干しは必要ないという参考書もあるようですね。
中干しは、土をかわかして、土の中にじゅうぶんな酸素(さんそ)をとりこみ、
しっかり根をはらせて、じょうぶな稲にするために行うもの。
稲の背丈(せたけ)が40~50cmくらいであれば、
中干しをしてください。
70~80cmであればしない方がよいでしょう。
「稲の背丈が80cmほどであれば中ぼしは避けた方が良い」のか…。
もう、中ぼしのタイミングは逃してしまったということですね…。
…というところで、7月の3連休に入りました。
7月22日(火)【会社のベランダ】
!!!
連休の3日間、まったく雨が降らなかったので
(天気予報では「降る」って言ってたのに…)
休み明けに出社してみたら稲の鉢がすっかり干上がっています!
「中ぼし」をしない、と決めたとたんに
結果的に「中ぼし」をしてしまいました…。
あわてて水を注入!!
このタイミングでの「中ぼし」が良かったのかどうか…。
7月28日(木)【会社のベランダ】
…というところで先週の状態。
(あまり変化がないですが)
結局「梅雨は明けてました」宣言も出て、
気づけばすっかり本格的な夏の日差し。
こまめに水を足していかないと、また干上がってしまいそうです。
まあ、なんとか順調に育ってますね。
まだまだ観察は続きます。
〈参考リンク〉
JA全中「バケツ稲ネットワーク」
http://www.ja-group.or.jp/baketsuine/
“結果的”中干し、吉と出るといいですね。
この猛暑、お水の管理が大変そう。ご健闘を祈りまーす!!
by ぱふ (2008-08-03 21:42)
ちゃっぴ さん、こんばんは、=(^。^)=
稲、かわいいなぁ~*、 (*^.^*)
分蘖し、元気にぐんぐん成長するの、
楽しみですね!、楽しさが記事に溢れてて、
いいなぁ~*、(^o^)
by xml_xsl (2008-08-03 22:18)
こんばんは・・・・・
バケツ稲うまく育っているみたいですね。
中干しとかぜんぜん知りませんでした。
来年、バケツ稲挑戦してみようかな・・
by kaki (2008-08-03 23:01)
(。・ω・)ノ゛ コンニチハ♪
稲の色、いいですね〜!
by ゴーパ1号 (2008-08-04 10:38)
とても自然の理にかなっているような気がします。
by sonic (2008-08-04 11:36)
水を抜いてある水田を見て、なんで水がないんだろうと
思ってたのですが、中干しという作業なのですね。
南魚沼の水田は一面の緑できれいでした。
ちゃっぴ さんの稲も無事実をつけますように。
by kamujp (2008-08-04 13:29)
中干しってバケツ苗の生育手順として
絶対やらなきゃいけないかと思っていたのですが
(前に下調べした時は必須作業に鳴っていたので)
生長に合わせて臨機応変とは知りませんでした〜。
稲穂、垂れる程実るといいですね(^^)
by トウコ (2008-08-04 22:04)
秋にはきっとうまい飯が食えますね^^
お茶碗一杯はあるのかな~?^^
by yasu_dos (2008-08-05 20:08)
稲って育てるの大変なんですね。
お疲れ様です。
水が張ってある画像を見ると、
なぜか頭の中にカブトエビが浮かんできます。
by ☆ぽち☆ (2008-08-10 09:34)
>ぱふさん
ここまでは、毎日水の心配をしなくていいから楽だなあ、と
思っていたのですが、この日差しの下ではそうもいかなくなりました。
水が少ないと「お湯」みたいになってたりもしますしねえ。
>xml_xslさん
こんにちは。なんとか順調に育ってきているようです。
穂が出てくると、またアレコレと心配ごとが増えてきそうですが
楽しみながら、頑張ります!
>kakiさん
私も、農村育ちのくせに「中ぼし」なんて知りませんでした…(苦笑
なかなか面白いですよ、バケツ稲。オススメです。
>ゴーパ1号さん
ひと頃と比べて、やや茶色く枯れた葉が目立ってきました。
でも、マニュアルのイラストを見ても、周辺部の葉は茶色く枯れて
描いてあるので、そういうものなのだと思うのですが。
>sonicさん
そうですね。「自然の理」。そういうことにしましょう(苦笑
まあ最近の気候だと、「自然」もなかなか手強そうですけど。
>kamujpさん
ふだん、なかなか「中干し」のことなんて気づかないですよね。
私もこれまで知りませんでした。
実がついてくるとまた別の心配事が増えてきそうですが
もう少し頑張ってみます。
>トウコさん
結局はマニュアルどおりにはいかないってことですね。
これだけ毎回マニュアルどおりに進めてきて
今さらこんなこと言うのもナンですが…(^_^;
>yasu_dosさん
私もお茶碗一杯分くらいはあるのかと思っていたのですが
普通に一束育ててお茶碗1/3くらいなのだとか…。
2束あるけど、やっぱりお茶碗一杯分にならないのです。
ちょっとショボン…(;。;)
>☆ぽち☆さん
私も、ついここに何か生体を入れたくなってしまうのですが
最近は、すぐにお湯のような状態になっちゃうので
やっぱり無理ですね…。
ところで、カブトエビってよく聞くのですが
私、実は見たことがありません…。
>takemoviesさん、しゅらんげさん、タンポポちゃん さん、水郷楽人さん
ご訪問&「nice!」ありがとうございました。
by ちゃっぴ (2008-08-10 13:08)